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偉大なる作編曲家 [大江千里さん]

「大村雅朗」さんが別格の編曲家であることはうすうす認識していた程度だった。

大江千里さんも大村さんについてお話されることもあったので。

その大村雅朗さんについての書籍が発行される、と聞いたときの私の反応は、

大村さん本人、千里さん、そして彼の音楽を慕う皆さんには大変失礼な

「買うほどでは・・・ てか、価格がちょっと高すぎるよ・・」

というものだった。


言い訳をすれば、
私は大江千里さんの作品を敬愛してやまないことは確かなのだが、
新旧J-POP全般を広く浅くでも知っているのかと言えばそうではない。
偏って音楽を聴く弊害だ。
大村さんのかかわった曲たちをあまり知らないのでは、
この本の内容を隅々まで楽しむことはできないのでは、と思ったからだ。

そんなズルさで思いついたのが、市の図書館にリクエストを出すこと。
ダメ元でもいい。もっと評価されていい大村さんの才能が書かれた本は
広く市民の宝となるべきだ、と思いを勝手に込めて出してみた。

本当に期待していなかった。
そんな簡単に買ってくれるわけないでしょ、と。
ところが、何気なくメールチェックをしていると、
市図書館からメールが。
え?もしかして、と思って開封すると、
なんと、用意ができました、とのこと。
そう、採用されたのだ。
驚いた。
受け取りにいくと、確かに新品の、最寄りの図書館のバーコード!
税金で本当に買ってくれたのだ!
本の購入の決裁を出してくれた担当の方に感謝します!
大切に大切に拝読します。

こんな提案を薦めるのはよくないのでしょうけれど、
この本を買うほどでは…と思っている方がおられたら、
一度お住まいや勤務先地域の図書館の蔵書を検索して、
見つからないようなら、図書館にリクエストされてみるのをオススメします。
検討して税金で買ってもらえるかもしれません。
試してみる価値ありです。

行政の図書館の図書は市民共有の宝です。
大切にしていきたいものです。
最近図書の破損が相次いているようです。
そんなことする人の気が知れない。
大村雅朗の本も大切に共有され、
大村さんの偉大な宝物がみなさんに伝わっていくことを願います。


というわけで、これから読むので、このブログ記事には本の感想は無し。
読んでも書かない。たぶん。


R.I.P.大村雅朗さん







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